花魁道中とはどんなもの?意味や目的についてまとめてみた

花魁道中とはどんなもの?意味や目的についてまとめてみた

花魁を舞台にした作品でしばしば耳にする「花魁道中」。

遊郭になくてはならないイベントである花魁道中には、どのような意味や目的が込められているのでしょうか。

今回は、花魁道中の意味や目的について詳しくご紹介します。

花魁道中の意味や目的とは?

花魁道中は、花魁が美しく着飾って遊郭を練り歩くイベントです。

遊郭の中でも上位に位置する遊女である花魁が、きらびやかな衣装を着て遊郭を歩く姿は、見るものの目を釘付けにしました。

では、その花魁道中にはどのような意味や目的があったのでしょうか。

花魁道中の意味って?

花魁道中の意味って?

花魁道中は、元は花魁がなじみのお客様を迎えに行くために、茶屋や揚屋の行き帰りなどで美しく着飾って歩いたのが始まりでした。

遊郭の高級遊女である”花魁”が、お客様を迎えに行く”道中”ということが、花魁道中という名前の由来です。

花魁道中の成り立ち

江戸時代の茶屋や揚屋とは、高級遊女を紹介してもらえる待合所のような場所でした。

そのため、お客様は茶屋でお金を飛ぶように使い、花魁を取り次いでもらわなければならなかったのです。

指名を受けた花魁は、お客様が茶屋で楽しんでいる間に美しく着飾り、茶屋や揚屋に向かいます。

そこでお客様を迎えて自分の妓楼に帰るまでの様子を旅になぞらえ、花魁道中と名付けられました。

花魁道中は、並みの遊女では歩くことができず、相応の品格が求められました。

花魁道中の花魁は、大きくて重いげたを履き、「八文字」と呼ばれる歩き方で歩きました。

八文字は習得が難しく、一説によると三年の歳月を必要としたと言われています。

ともに道を歩くのは、遊女の見習いたちや男性使用人たちで、彼らをぞろぞろと引き連れて歩く様はまさに圧巻の姿だったと言われています。

花魁道中の目的って?

花魁道中の目的って?

では、花魁道中は一体何のために行われていたのでしょうか。

ここからは花魁道中が行われていた2つの目的をご紹介します。

お客様の気分を高揚させるため

お客様は事前に茶屋や揚屋で豪勢に遊び、大量のお金を落としています。

当時の遊郭では、遊女を揚げるためのさまざまなルールがあり、高級遊女を揚げるともなると、お金以外にも大変な努力が必要でした。

そのうえ、遊郭で高級遊女を揚げることができる客ともなれば、それ相応の地位にいる人が多いわけです。

そんなお客様の気分をがっかりさせないため、さらに言えば最大限に高めるために花魁道中は行われていたのです。

花魁の威厳を示すため

高級遊女である花魁は、いわば自分の妓楼の顔であるため、自分の価値をどれだけ高められるかが重要でした。

お付きを多数従えての花魁道中は、遠目で見てもかなりの迫力があります。

遊郭にお金を落とさず遊びに来ただけの人を、ひやかしと呼んでいましたが、彼らにも花魁への憧れを抱かせるような威厳がありました。

現代でも、花魁道中はかつての遊郭があった場所で、観光イベントの一環として行われています。

当時の迫力そのままに自分の目で花魁道中を体感することができるので、興味のある方は観に行ってみてはいかがでしょうか。

煌びやかな花魁道中は2つの目的で行われていた

今回は、花魁道中の意味や目的について詳しくご紹介しました。

華やかに着飾った花魁たちが練り歩く姿は、さぞかし壮観だったことでしょう。

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