【明日から実践!】男性を夢中にさせた花魁のモテ技術5選


花魁は美しさだけでなく、客との駆け引きも一流でした。
今回は花魁の客を魅了するモテ技術についてご紹介します。
客を惹きつける花魁のモテ技術「手練手管」
「手練手管」という言葉をご存じでしょうか。
手練手管とは、「思うままに人を操りだます方法や技術および、あの手この手で巧みに人をだます手段や方法」のことを言います。
この言葉は、遊女や花魁が客を惹きつけるために、嘘をついたり嫉妬させたり、あの手この手で男性を翻弄していたことに由来します。
ここからは、そんな花魁の「手練手管」なモテ技術を5つご紹介します。
モテ技術1.起請誓紙(きしょうせいし)
「起請誓紙」は、愛を誓った言葉を紙に書き、神社に奉納することです。
2人が一生一緒でいられることを願い、その旨を紙に書き、血判を押します。
現代のカップルが絵馬にお願い事を書いたり、婚姻届けを出したりするのに少し似ているかもしれません。
モテ技術2.彫物(ほりもの)
彫物とは遊女や花魁が自分の二の腕に客の名前を入れ墨することを指し、「(客の名前)命」と彫っていました。
別れたり、別の好きな人ができたときにはお灸を据えて焼き消していたそうですが、やけどは遊女・花魁としての価値を下げてしまう行為です。
そうした観点から、本当に行われていたのかは定かではなく、一種の伝説として捉えらえているのだとか。
モテ技術3.手紙
遊郭に来る客のなかには武士や豪商、文化人など、位の高い上客もいました。
そんな客たちを虜にするために、花魁は教養にも富んでいたと言います。
特に芸事の中でも重視されたのが読み書きの能力で、「手紙」は手練手管のなかでも重要な営業手段でした。
客の心を繋ぎとめるために、遊女はときには自分の気持ちを詠った和歌や漢詩を書いていたようです。
現代では文面でのやり取りはメールやSNSなどで行われていますが、こうしたテクニックは参考になりますね。
モテ技術4.口説(くぜつ)
口説とは、客の前でわざと拗ねることによって、気を引こうとする手段のこと。
あまり遊びに来てくれない客に対して「なんで来てくれないの?」「どうせ他の女と遊んでたんでしょう?ふん!」といった感じでかわいく拗ねて見せます。
遊女はそうした仕草によって客に「怒らせないようにもっと遊びに来よう」と思わせる技術に長けていました。
他の技術は現代ではなかなか難しいですが、この技術は応用できそうです。
モテ技術5.つねる
「つねる」とは、そのまま客の顔や袖をつまむことを言います。
口説と併せて、客をつねって気を引かせようとするテクニックです。
男性は女性のボディタッチにときめくもの。
そしてそれが嫉妬からくるものであればなおさらです。
意中の相手がいるときには、ちょっとしたボディタッチを意識してみるのもいいかもしれませんね。
男性を夢中にさせた花魁のモテ技術は超一流だった!
今回は花魁の客を惹きつけるモテ技術をご紹介しました。
なかには現代でも実践できるものがいくつかあるため、ぜひ参考にしてみてくださいね。
別の記事では、花魁風のメイクのコツについてご紹介しています。
手練手管と同じく、メイクは花魁が客を惹きつけるための重要な要素でした。
花魁風のメイクにご興味のある方は、こちらの記事も併せてご覧ください。
花魁メイクってどうやるの?理想通りに仕上げるコツは目元にあり!
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