きれいなだけじゃない!豪華絢爛な花魁の衣装に隠された意味とは?

花魁といえば豪華絢爛な衣装が印象的ですが、なぜそんなに豪華な衣装になったのでしょうか。

今回は、そんな豪華な花魁の衣装の謎について解説いたします。

花魁衣装にそんな秘密が?隠れた意味って知ってる?

花魁衣装は豪華絢爛で、吉原があった時代には誰もが憧れる美しい衣装でした。

そんな花魁衣装は誰が用意したのか、なぜ豪華な衣装なのかなどご紹介していきます!

花魁衣装を用意していたのはなじみ客?

花魁衣装を用意していたのはなじみ客?

花魁衣装は美しく派手な着物で高価なもの。

遊女たちは花魁の豪華な衣装を身にまとい見栄を張り合っていました。

そんな花魁衣装のほとんどはなじみ客から花魁へのプレゼントです。

理由はお察しの通り、なじみ客が花魁の気を引くためにより豪華で美しいものを競うように送っていたようです。

花魁衣装が帯を前で結ぶ意味とは

花魁衣装が帯を前で結ぶ意味とは

花魁はお客様との一晩限りの夜を迎えるに当たり、豪華な花魁衣装で夫婦のような夜を迎えられるように、ほどきやすく帯を前で結んでいました。

豪華な衣装で美しく、そして夫婦のような近い関係性を再現しようと工夫がされていたのです!

また、花魁はお客様をもてなす立場。

自分で帯を結んだりほどいたりできるよう、前結びになったとも言われています。

花魁衣装で白無垢を使っていたことも

花魁は豪華絢爛な打掛を着ているイメージが強いと思いますが、実は白無垢を着る日がありました。

それは旧暦の8月1日です。

8月1日は「八朔」の日とされていて、八朔は徳川家康が江戸城に初めて入った日という特別な日。

その時期は暑いのにもかかわらず、花魁たちは特別な日を祝うため白無垢を着ていました。

当然その日は誰が一番良い白無垢を着ているのかという見栄の張り合いがあったようです!

花魁衣装にも衣替えの季節があった

実は先に説明した八朔の日は衣替えの時期となっていました。

その日に今までの花魁衣装を処分して、新しい花魁衣装への衣替えをしていました。

このときに豪華な衣装をどれだけ用意できたかを競い、意地と見栄の張り合いが起きていたようです。

花魁衣装の裾は丸かったのには意味がある

髪結ひ辰乃の創作人形

出典:髪結ひ辰乃の創作人形

花魁衣装の特徴として、打掛の裾は丸くなっていました。

当時の衣装は引きずって歩いていましたが、そのまま歩くと裾が足に絡まったりめくれてしまったりしてしまいました。

そこで、それを防ぐために裾の部分に「ふき」と言われている綿を詰め、裾を丸くしていたのです。

当時は裾を引いて歩くほうがセクシーに見えるということで、スムーズに裾を引いて歩けるように工夫が施されていました!

花魁衣装は花魁の評価を決める重要な要素だった

花魁の世界では重要な花魁衣装についてご紹介しました。

花魁衣装はただ見栄を張るだけではなく、お客の目を引く、帯をほどきやすく夫婦のような関係を再現、セクシーな裾引きを歩きやすく工夫するなど、たくさんの秘密が隠されています。

花魁と言えばやはり吉原ですので、吉原遊郭についても知っておくとより花魁について知ることができますよ。

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